メラトニン受容体作動薬 ラメルテオン(ロゼレム)

夜になると、脳の視床下部という部位からメラトニンというホルモンを分泌する。
これが脳の視交叉上核にあるメラトニン受容体に作用すると自然な眠気を感じ、眠りにつきやすくなる。
「だったら、メラトニン受容体を人工的に刺激すれば、眠くなるはずだ」という発想で生まれたのが、このメラトニン受容体作動薬。
他の睡眠薬は「薬の力で強制的に眠らせる」もので、例えるなら頭を殴って無理矢理眠らせるようなものと説明する医師もいる。
メラトニン受容体作動薬は「自然に近い機序で眠りにつかせる」ことができるのが最大の特徴。
自然な眠気を後押ししてくれるので 大きな副作用はなく、安全性が高いのがメリット。
耐性や依存性もない。
しかしその分、作用も強くはなく、「お薬の力でストンと眠りに入れる」といった効果を期待できるお薬ではない。
ロゼレム 8mg の感想
最初この薬に変えて貰ったときには、自然な眠りに誘われる感覚があって、今まで飲んできたベンゾジアゼピン系の睡眠薬とは違う感覚で寝付きが良くなった。

この薬は効く人にはとても良く効くけど、効かない人には全く効かないよね。
睡眠薬としては安全性が高いので、まだ試したことのない人は試してみるのも良いかもしれない。
ロゼレムの副作用 うつ
ラメルテオンは、アメリカ食品医薬品局が公開したデータの分析により、偽薬と比較してうつ病の危険性を2倍に高めることが見出されている。
実際に、ロゼレムを処方されてから、若干ではあるがうつ気分になることが多くなったような印象はある。
ロゼレムの気分の重さは、うつ病に近いのか、何を考えてもネガティブな発想しか出来ず、過去の自分を思い起こして「最悪な奴だな」と感じてしまったりと今までにないものだった。
メラトニン受容体作動薬の種類
・ロゼレム(一般名ラメルテオン)
メラトニンの方が副作用もなく安心
調べてみると、同じように睡眠のリズムを調整するメラトニンというサプリメントをみつけた。
メラトニンは脳内から放出される天然の成分だから、副作用の少ないロゼレムよりも更に安全性が高い。
自分はロゼレムよりも、もっと自然な眠気がやってくる。
子どもの頃を思い出すぐらい。
特に入眠障害がある人は、是非試して貰いたいサプリメントだ。
ただ、日本では入手できないサプリメントなので、iHerbというサイトから個人輸入する形になる。



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