統合失調症になると、とかく回復を焦りがちだ。
特に陽性症状の後にやってくる陰性症状では、心身の重たさや認知機能障害などで、今まで簡単にできていたことが全く出来なくなることが多い。
だから、焦る気分はハンパなく大きい。
焦りから何かを始めてしまいがちだが、それはマイナスのエネルギーで動いているのだから、結果もマイナスになり回復を遠のけてしまう。
悪循環だ。
陰性症状のときは「休む時期」
陰性症状で何も出来ない時期は、心と身体が「今は休む時期だよ♪」というメッセージを発しているのだ。
それが腑に落ちて心身ともに安心してゆっくりと休める意識になれば、以前の自分よりレベルアップを感じて、色々なことがやれるときが必ずやってくるから。
「焦り」がなくなるとき
何をしていても常に「こんなことをしている場合じゃない」という「焦り」のようなものがあった。
集中しようとしても、頭の中によそごとがフッと浮かび、意識が途切れる。
だから集中していると思っても、疲労するし、実際は全く集中出来ていなかった。
最近はその「焦り」が心の中からなくなって、ゆとりが生まれ、容易に集中出来るようになった。
焦りからの解放
今までずっと根底には「焦り」があったのが、急に回路が繋がらなくなって「焦り」から解放される時期だ。
怒りから解放された時と似ている。
「焦り」に焦点を当てて、それがあまりにも脳にとってストレスだからか、「焦り」という思考回路がシャットダウンする。
そして、「ゆとり」が生まれてきて、ポンポンとアイデアも生まれ、面倒な気分もあまり感じなくなって、さまざまなことが好循環の波に入っていく。
そうなると後は雪だるま式に好転していく!
集中力が生まれ疲労しにくい。
焦りがなくなると、まず集中出来て、効率が良くなる。
以前はブログを1つ書くと、疲れてしまい、次の記事が書けなくなってしまっていたが、最近はよそ事が思い浮かんで心を消耗する必要がないから、疲労せずにいくつでも記事を書けるような状態まで高まってきた。
集中力があると疲労しにくい。
1日何もすることがなくて絶望的に長かったのに、集中すると時間が経つのが早く感じる。
さまざまな活動が出来るようになってきた
「焦り」の強い時期は、何をしていても「こんなことしている場合じゃない」と集中出来ず長続きはしなかった。
今考えると「焦り」は相当なストレスだったのだろう。
出来ることを出来るときにやれば好いだけだ。
今は、のんびりとゆとりを持って、散歩など、ゆっとくりとした時間を楽しめるようにもなってきた。
調子の波はあるからこれから急に生活リズムが一変するわけではないけど、徐々に生活の質を高めて行けたらいいなと思っている。
ゆっくりと休むことが出来るようになる
心が焦っていると、例え眠って過ごしていても精神的な疲労は抜けない。
心が焦らなくなると、効率が良くなるから、休むときも「今は休む時間♪」と切り替えてゆっくりと休めるようになる。
そしてフル充電してまた効率良く集中して活動出来るようになる。
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