
統合失調症で抗精神病薬と睡眠薬を両方飲んでいる人は、抗精神病薬を減薬・断薬する前段階として、睡眠薬の減薬・断薬から始めれば良い。
睡眠薬の減薬・断薬が出来ておらず生活リズムが不安定な状態で、抗精神病薬の減薬・断薬がスムーズに行くとは考えにくい。
抗精神病薬の減薬・断薬を考えている人は、まず睡眠のリズムを整えることを考えよう。
睡眠薬の長期使用は避けるべき
日本では気軽に睡眠薬を処方される。
海外では厳しく違法となる睡眠薬でも、簡単に手に入る。

それが当たり前だと思っていたから、発病してから20年以上睡眠薬を飲んでいる。
これだけ毎日飲んでいたら、依存症になって、睡眠薬がないと眠れなくなってしまった。
生活リズムを整える
睡眠は生活リズムを整え、意識した生活をしていると、自然と眠れるようになる。
- 午後になったら、コーヒー・コーラなどのカフェインを取らない
- 夕方17時以降の仮眠をとらない
- 寝る1時間前には脳と体をリラックスさせる
- 決まった時間に消灯すること
- 眠る環境を整える(室温・湿度・照明など)
- 適度な運動を心がける
- スマホやパソコンの光は脳を覚醒させてしまうから、寝る前にはスマホやパソコンから離れる
- 飲酒・喫煙・カフェインを避ける
- 太陽の光を起きたら浴びる

私も睡眠障害でした。
なるべく、早く床につき、テレビをボッーとみて頭をからっぽにします、今のところ、眠れてます。
やはり寝る直前までスマホやパソコンやってると頭が冴えて駄目です。
そういうちょっとしたことに気を付けると、段々と睡眠薬の力を借りなくても眠れるようになる。
睡眠薬を徐々に減らす。変薬して軽い睡眠薬に。
睡眠薬もいきなり止めると急に眠れなくなるので、まずは減薬や変薬を考えると好いだろう。
安全性が高い睡眠薬に変薬
睡眠薬は現在のところ大別すると5種類ある。
それぞれ作用機序が同じではないため、その強さを一概に比較することは難しいが、医師によるおおよその感覚によると・・・。
バルビツール酸系>>ベンゾジアゼピン系=非ベンゾジアゼピン系≧オレキシン受容体拮抗薬>メラトニン受容体作動薬
となり、安全性でみると
メラトニン受容体作動薬>オレキシン受容体拮抗薬>非ベンゾジアゼピン系≧ベンゾジアゼピン系>>バルビツール酸系
となる。
より安全性が高い睡眠薬を主薬にして、ベンゾジアゼピン系や非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は頓服で飲むようにしたら減薬・断薬がスムーズに進むだろう。
ピルカッターで睡眠薬の量を調整する
昔は処方された薬を指示通りに服薬していたが、睡眠薬に関しては体調を見きわめながら自分で量を調整することが望ましい。
いきなり減薬・断薬するのではなくて、まずは休日の前の日は睡眠薬の量を減らして眠ってみるなど工夫する。
ナイフで切るのは面倒だからピルカッターを使う。
睡眠・生活リズムを整えるために
スマートウォッチで睡眠モニター
スマートウォッチでは一昔前の医療機器のようなレベルで睡眠モニターが出来る。
実際に症状が出る直前というのは、睡眠モニターで異常が現れやすい。

寝具にこだわる
マニフレックス
どれだけ長く眠っても、身体が痛くならない。過眠傾向が酷いときに使うと好い感じ。
( *'д')bイイ!!

セブンズピロー
寝返りを打つ度に一瞬目が醒めることが多かったが、セブンズピローに変えてからそういうことがなくなった。

サプリメント
睡眠に効果のあるサプリメントもある。
自分に合うのものを使うと、かなり効果を感じられることもある。

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