
統合失調症の疲れやすさは、脳の活動亢進だと思っている。
陰性症状の時期は、周りから観れば、「何もせずに寝てばっかりで・・・」と愚痴を吐きたくなるかもしれないが、内面では相当に葛藤し、悩んでいる。
その時期は3000m級の登山と同じような疲労感を感じていると聞いたこともある。
何も出来ない自分に罪悪感を感じたり、「このままじゃいけなのに・・・」と焦りを感じて無理をしがちで、脳は全く休めていないから脳にダメージを与えてなかなかに回復しない。
そういう時期に、何も出来ないときはゆっくりしよう、と思えるようになったら回復は早くなる。
何も考えずに温泉にのんびり浸かっているようなイメージで。
美味しいものを食べて、ゆっくりと眠る。
経験を積むと、罪悪感や焦りを持つことは脳に良くないと分かってきて、ストレスを感じずにゆっくりと休む感覚を掴めるようになる。