
集中力の低下は、睡眠不足だったり、抗精神病薬が合わなかったりと要因は1つではない。
ただ基本的に脳の前頭前野の活動亢進により、頭が働きすぎてかえって集中出来なくなっていることもある。
岡田尊司著「統合失調症 その新たなる真実」には、統合失調症は前頭前野の過剰な活動亢進によってもたらされると紹介されている。
少し前までは、機能低下と活動性低下は同義語だと考えられていた。
ところが、近年、統合失調症の機能低下は、前頭前野の過剰な活動亢進によってもたらされていると考えられるようになっている。
つまり、頭が働きすぎることが、機能低下を引き起こしてしまうのだ。考えすぎて、結局何も考えられないというのが、統合失調症の思考回路が陥った状態なのである。
こうした状態では、過剰な活動を鎮めてほどほどに働くようにすることで、むしろ機能が回復するのである。
僕はU-NEXTで、韓ドラを観るのが趣味だが、普段は20分ぐらい観てちょっと休憩する。
1時間のドラマを観るのは辛い。
情報量が多いというのか、頭が疲れてしまうからだ。
あるとき診察が遅れて、睡眠薬を切らしたことがある。
睡眠不足になって、ボーッとして眠れなくなるし、やることがないから韓ドラの「雲が描いた月あかり」を観てみた。

すると普段なら20分ほどで切れる集中力なにの、2日で全18話を見終わった!
頭はボーッとしているのに、これだけ集中してドラマにのめりこめたのは、普段過集中なほどに集中する頭脳が、リラックスして普通の人が感じるようなレベルまで落ちたからなんだと気付いた。
統合失調症は集中力がなくなって何も出来ないのではなくて、過集中してしまうから頭を酷使して集中力が続かないというのが実際のところだろう。
この性質を理解すると、自分なりの集中力の高め方を考えるときの大きな助けとなる❗


コメントはこちら