
統合失調症に関わる人は、当事者にしても看護する人にしても社会から孤立しがちだ。孤独に1人で抱え込んでしまうと、意識や思考はとてつもない勢いでマイナスの方向に向かってしまう。
何でも話せる友人が1人いるかいないかが、事実上、精神病発病時においてその人の予後を決定するといってよいぐらいだと、私はかねがね思っている。
中井久夫『治療文化論』
誰かと一緒に考えること!
相談する相手がいないときはに、統合失調症Lineグループ「すきゾ!」 や統合失調症 Line家族会☆Pure Light☆ を活用するもいい。
一人暮らしが統合失調症の発症の理由の1つ
僕の場合、ある程度のレベルの国立大学には合格したが「やっぱり3浪して京都大学の医学部に行こう」とちょっと常識では考えられないような思考で浪人をした。
3浪という響きが「苦しいけどがんばってる」というような印象に憧れ、京都大学医学部というのがステータスとしては最高だと感じていたからだ。
ただ僕が合格したせいで、大学に入れなかった人が1人いるかもしれないと思うと、申し訳ない気持ちはあるけど💦
結局は高校卒業後一人暮らしをしながら浪人して、予備校も途中から行かなくなって、部屋に籠もって勉強ばかりしてたから、その間人付き合いは皆無に等しく、思考がおかしくなってもそれを止めるアドバイスもないから、状態はドンドン悪くなっていった。
予定通り2浪までは出来たが、3浪しようかと思うと家族の大反対にあってしまって、当てつけのように、レベルの低い地方の国立大学に入学した。
そこでも寮に2年間部屋にこもって、当時買って貰ったパソコンをしたり、自分で勉強をしたりして、ほぼ人と関わらずに過ごした。
思考は相当異常で、やがて睡眠不足も重なって統合失調症の陽性症状が発症して入院してしまった。
人と関わらずに生活してしまうと、思考がおかしくなってもそれを指摘してくれる人がいないから、思考はドンドン変な方向に向いてしまう。
統合失調症から回復するためには、人と関わりつつ回復することだ。
Lineグループでの共有感
Lineグループでは、今までの時代であれば誰にも相談できなかったようなことも相談出来る。
同じような経験を乗り越えてきた方のアドバイスであったり、共感することであったりと、心が軽くなって、回復が劇的に早くなる印象だ。
陰性症状とLineグループ
Lineグループで人が集まってくると、予想外に調子が好くなる人が多くなることに気付いた。
もともと僕の統合失調症を病的に(笑)ポジティブな側面から描いた、このブログの前身「統合失調症は治る病気です。」の読者だけあって、統合失調症は治ると信じて前向きな人が多いグループということもある。
1番の理由は「苦しいのは自分だけじゃない。皆も辛いけど前を向いて進んでる」という共有感だろう。同じような経験を乗り越えた仲間の言葉は、単なるアドバイスではなく、心の底まで響く。
楽しみは共有すると2倍になり、苦しみや悲しみは半分になるというが、正に地でそれをいくような感じ。
陰性症状か酷い時期には、人と関わることが難しい時期もあるが、Lineだったら布団に入りながらでも出来るので、今辛い人はちょっとだけ勇気を出してLineグループに参加して欲しい。
陽性症状とLineグループ
初期の頃は陽性症状の症状が酷くなって入院してしまう人も数名いた。僕も2017の夏に調子を崩して、対策として「そんな陽性症状が、すきゾ!」というグループを作成した。主に陽性症状に困っている当事者や家族の集まり。
そこで、自分が調子悪くなりそうなときに相談すると適切なアドバイスを貰える。陽性症状のときは、思考力が鈍ることが多いから、とても助かっている。
Lineグループの人が増えて経験を重ねると、陽性症状になる前段階の人はなんとなく分かるようになってきた。陽性症状が酷くなる前に任意入院を勧めたり、睡眠薬を多めに飲んで寝たりアドバイスしたり、グループ自体の経験値が上がっているように思う。
フィンランドで発症したオープンダイアローグという薬物頼らず対話によって統合失調症を治療することで大きな成果を上げている治療法のように、適切な対応は陽性症状にも効果があると感じる
Line毒吐きグループ
Lineグループで、「旦那、死ねばいいのに」など怒りをぶつける方がいた。
グルーブには17歳の女の子も2人いるし、あまりいい影響はないかなと思って、毒吐きグループを創った。
希望者だけの参加で、基本的にはそこではどんな毒を吐いてもいい。
王様の耳はロバの耳という童話のように、怒りの感情を上手に表現することで、自分の中で怒りを消化してしまったのが好かったのではないかと思っている。
LINEグループの参加はこちらから
ここまで読んでLINEグループに興味を持たれた方は、ちょっとだけ勇気を出して参加してみるのも好いかもしれない。


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