
2017年の8月に3度目の入院をしてしまった。
僧侶の修行や出張、このブログなど不眠不休で活動することも多かったし、無理を重ねてしまっていた。
徐々に疲労が蓄積されて、ある閾値を超えてしまい、心身が限界になってしまったからだろう。毎日0.1ずつ積み重なっていくような小さな疲労の蓄積は、なかなか気付きにくい。
ストレスの蓄積はコップの水
例えば、コップの水を持つとする。
1分間では何ともないだろう。しかし、1時間持ち続けていたら、腕が痛み始める。1日中持てば感覚がなくなって麻痺する。
コップの重さは同じ。でも、長く持てば持つほど重くなる。
人生のストレスや不安はコップの水に似ている。
それらを少し考えるだけなら問題ない。もう少し長く考えると痛み始める。1日中考えるなら?
身がすくむ思いをして何も出来なくなる。
いつも覚えておいて、そっとコップを置こう。
茹でガエルの実験
茹でガエルの実験というものがある。
熱いお湯にいきなりカエルを入れると死んでしまうが、段々と温度を上げていくとその温度でもカエルは死なずに生きているというものだ。
蓄積された疲労も同じようなものだ。徐々に疲労が溜まり、レッドゾーンに入る段階になっても何とか動ける。
しかし、この状態はかなりやばい。ちょっとしたことで調子を崩して、最悪の場合は僕のように再発して入院が必要になってしまう。
蓄積された疲労は1日では取れない
疲労が蓄積されると、若くても1日ぐっすり眠ったら回復するものではない。
初回の入院は酷い状態だったから、その後3年ほどは眠って過ごした。4年間の海外生活の後も2年ほどは何もする気が起こらず、引きこもりのような生活をしていた。
スウェーデン:3週間の休みが推奨
スウェーデンでは、3週間の休みが推奨だそうだ。
- 1週目は仕事のことが少し頭にありながら休み。
- 2週目で完全に休み。
- 3週目で仕事がしたくなりながら休み。
基本的に疲労が蓄積された期間と同程度、回復のために時間が必要となる。もし、疲労が蓄積されていたら焦らずに1日少しずつ回復していくことしかない。
疲労が蓄積される前に休むこと
徐々に蓄積されてしまった疲労は、同じように時間を掛けて徐々に抜かないといけない。
風邪薬も風邪を引いてからでは遅く、風邪を引きそうだな・・・というタイミングで風邪薬を飲むと風邪になりにくいと聞いたことがある。
普段から小さな疲れを溜めないように。疲れが溜まっていると感じたら、リカバリーを意識して美味しいもの😋を食べて、充分に睡眠を取り、積極的に休むという自己管理を心掛けよう!

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