統合失調症の陽性症状や陰性症状だけでなく、躁やうつといった気分障害にも効果がある。プロラクチン濃度に影響を与えないため、無月経や乳汁分泌、インポテンスといった副作用が起きない。体重増加を起こしやすく、糖尿病の人には使えない。
「統合失調症 その新たなる真実」より
ベンゾチアゼピン系の非定型抗精神病薬の一つである。
国内外で商品名セロクエルで販売され、日本での適応は統合失調症である。
主にその症状である幻覚や妄想を抑える。
またアメリカでは双極性障害にも適応があり気分安定薬として用いられる。
薬事法における劇薬。
糖尿病には禁忌である。
添付文書の警告表示枠に、投与中に糖尿病性の副作用から死亡する場合があるため、血糖値測定等の十分な観察を行うよう記載されている。
半減期は6時間。
セロクエルの副作用
主な副作用はアカシジア、不眠、神経過敏、眠気、倦怠感、不安、めまい、体重増加、体重激減、起立性低血圧など。また、錐体外路症状が現れる場合がある(薬剤性パーキンソン症候群)。
長期間の服用により、糖尿病、遅発性ジスキネジアが起きる可能性もある。
眠気

改めてセロクエルって無茶苦茶強い抗不安剤だな。14時間も爆睡してしまったぜ。

セロクエル飲んですぐ眠くなったんですが、セロクエルの眠気ってそうなんですか?