
誤解しがちなのは「統合失調症は眠ったら眠っただけ回復する」というものだ。

生活リズムが乱れても、人に迷惑を掛けるものでなかったら、その方が回復が早いよ。
主治医はいう。確かに陽性症状が出た反動でやってくる重い陰性症状の時期は、生活リズムを整えるよりも寝たいときに寝たいだけ眠るのが回復の助けになったように思う。
ある方は、スパルタの病院で、昼寝も禁止で生活リズムを整えることを強制されて回復したと言っていたが、それはある程度回復してからの話だ。
初期は家族の理解を得られて、いつでも眠ることが許されるなら、可能な限り暴走してオーバーヒートした脳を休める時間が必要だ。
陽性症状後の陰性症状では過眠大歓迎
陽性症状では脳がオーバーヒートしているようなものだから、それをクールダウンするために、びっくりするぐらい長い時間眠る時期がある。
僕は初発の後は、20時間ほど眠る時期が3年ほど続いた。
その時は睡眠時間の長さが重要だと思っていて、寝具や睡眠の質にこだわってなかったので、身体は痛くなるし、褥瘡のようなものが背中に出来るほどだった。
その時期には無理して正しい生活リズムに戻そうと思うと大概失敗する。脳が休みたいのに、オーバーヒートしたままで活動するということだから、クールダウンがなかなか出来なくなってしまう。
この時期は赤ちゃんの頃のように、良質な睡眠で長く眠ることが大切になってくる。
寝過ぎでは肉体的な疲労は回復しない
年齢が高くなると、長時間眠ることが難しくなってくる。睡眠は思っている以上にエネルギーを必要とするからだ。
統合失調症では眠れば眠るほどに回復すると思われがちだが、頭のオーバーヒートをクールダウン出来たら、次に自分にとっての適切な睡眠時間をみつけよう。
出来るビジネスマンは自分に最適な生活リズムや睡眠時間を把握しているという。○時から○時間寝たら1番効率的に活動出来る!というのが最適な睡眠時間だ。ただ、健常者でも自分をそこまで把握している人は少ないと見てて思うけどね💦
過眠傾向から抜けたら、自分にとって理想的な睡眠時間を見つけよう!
最適な睡眠時間:起床時間を決める
自分に最適な睡眠時間を探すには、まず起床時間を決めることが好いと主治医にアドバイスされた。起床時間を決めると、自然と眠る時間も1日のスケジュールも整ってくる。
イチローが開幕を目標にすると、自然とすべきことは決まってくると言っていたが、まず起床時間を決めて、1日のスケジュールを試行錯誤を重ねて、自分に最適な睡眠時間と生活リズムを知ることからだ!
二度寝はしない
陽性症状で頭がオーバヒートしているときや陰性症状が酷いときには、現実逃避的に、二度寝・三度寝してしまうかもしれない。
でも、やがて回復してくると、二度寝すると体調が思わしくなくなる時期がやってくる。
自然に目が醒めるということは、肉体も精神も、「これ以上眠らなくてもいいよ」というメッセージだから、思いきって起きてみよう。
そうしていくと、自分に最適な睡眠時間・生活リズムというものが自然と徐々に生まれてくる。
睡眠・生活リズムを整えるために
長く眠ることが時期も「睡眠の質」を考えないと、回復は思うように進まない。
スマートウォッチで睡眠モニター
スマートウォッチでは一昔前の医療機器のようなレベルで睡眠モニターが出来る。実際に症状が出る直前というのは、睡眠モニターで異常が現れやすい。

寝具にこだわる
マニフレックス
どれだけ長く眠っても、身体が痛くならない。過眠傾向が酷いときに使うと好い感じ。
( *'д')bイイ!!

セブンズピロー
寝返りを打つ度に一瞬目が醒めることが多かったが、セブンズピローに変えてからそういうことがなくなった。

サプリメント
睡眠に効果のあるサプリメントもある。自分の体質に合うのものを使うと、かなり効果を感じられることもある。
ちなみに僕はナイアシンとL-システインが好い感じだった♪今はデエビゴという睡眠薬で確実に眠れるから飲んでないけど、デエビゴが発売されるまでは必須のサプリだった。

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