
認知機能障害は好きなことをすると回復しやすい
LINEグループの家族会では頻繁に「認知機能障害は治るのか」という話題が出る。
今まで出来ていたことが急に出来なくなって、改善の兆しがなかなか見えないから看護する側としてはやきもきしてしまうのだろう。
しかし、それは回復していく。
オーバーヒートした脳をクールダウンすれば、自然と元通りに働くようになる。
ただ1度オーバーヒートした脳をクールダウンするには多くの人が思っているよりも時間が掛かる。
クールダウンしたと思っても、それは表面的なもので脳の奥深くではまだオーバーヒートの熱が残っていて、ちょっとしたことで認知機能障害が現れてしまうからだ。
以下、LINEグループより引用。

昔は映画をみてても、途中で最初からの話を忘れてしまって、映画が見れませんでした。まあ、直りましたけど。

30代女性の方のお話です。
発症前は、お料理などもちゃんとやっていたそうです。
発症した直後は、何も出来なくなったそうです。
うまく頭が働かなくて、茶碗洗いすら出来なかったそうです。
それから少しづつ出来る事が増えていき、今は、お料理も、「よし!○○を作ろう!」と思うと作れると。
けれど、突然「○○作って!」と言われると、対応できないなと言ってました。
掃除は、大きめの掃除機が苦手で、理由は、手で持つ柄の部分と、吸い込むモーターの付いた部分を、別々に意識しないといけないから。
やはり、複数の事を同時に気をつけないといけないというのは、苦手のようでした。
それでも、発症直後に比べたら、すごく色々出来るようになったと。まだまだ、これからもっと良くなるかもしれませんね。

僕の場合発症当時は本も読めないという状況でしたが気が向いた時に読むことに挑戦していたら読めるようになりそうして行くうちに大学院も卒業することができました。
TOEICも病前は700点くらいで発症して550点まで落ちましたがそこから勉強に挑戦して今は病前よりも高い得点を取ることができています。
統合失調症でも人より時間や労力はかかるかもしれませんが挑戦することを諦めなければ目指すものに近づけるのかなと最近強く思います。

僕は5ヶ月目は自宅療養していました。
薬がまだ強かったせいか認知機能障害のせいか本を読もうとしても集中できずに何度も挫折しましたが
気が向いた時に取り組むことでだんだんと読めるようになりました。
ゆっくり休んで気の向いた時になにかに取り組んでみると良いのかなと思います。
今の状態より必ず良くなるからとお医者さんに言われたことが僕にとってはよかったと思っています。
ちなみに現在発症して2年で春から就職する予定になっています。
認知機能障害を改善するために
自分の好きなことから始める
まずはしなければいけないことではなく、自分がしたいことをしていると回復は早くなるようだ。
その時期は、周りから観ると「したいことだけして怠けている」とも観られがちだが、回復の一過程として受け入れることが大切。

確かに好きなことに没頭していると割と認知機能障害自体を忘れていたりしますね……。
脳に負担を掛けないこと。睡眠大切!
僕の場合、今でも睡眠不足になると、認知機能障害が出やすい。
ただ、アート系の仕事をすることも多く、そのときには認知機能障害が出ても、感性と直感で作業できるから、無理を重ねてしまって、その反動で陰性症状も出て状態はなかなか好転しなかった。
好調で「ドコまでも行ける!」という気分になっても、思考力が落ちたり、判断力が落ちたり、ケアレスミスが多くなったり、作業効率の低下を感じたら、それ以上は無理を重ねないようにしている。
将来は、脳が疲れて作業効率が落ちる前に、休憩して頭をスッキリさせ、心をリフレッシュして、身体を休めて、ゆとりを持ってすべきことが出来るようになると信じている。

糖質制限
LINEグループで認知機能障害に効果があるサプリメントや食事など情報を集めたら、糖質制限が良いというアドバイスがあった。

認知機能に良い食事と言ったら糖質制限だと思います。
頭がすごくクリアになりますよ
まだお試しではなかったら一晩だけでもお試しあれ
翌日はスッキリ目覚めて眠くならない、はず
