
高校の頃、僕ほど本を読んだ人は居るのだろうか?という程に本を読んでいた。
しかし、統合失調症になって、あれだけ簡単だった読書が全く出来なくなった。調子が好いときにはマンガ程度なら読めるのだけど、活字となると困難になる。
統合失調症の症状の1つの認知機能障害というものらしい。認知機能障害で今まで簡単に無意識に出来ていたことが急に出来なくなって、絶望に近い感情に陥りがちだ。
認知機能障害ではなく脳の過剰な活動亢進
ただ、僕の感覚では認知機能障害が現れるのは、脳の過剰な活動亢進によるものだ。脳が過剰に働いて却って働かなくなる。アクセルをふかしすぎてオーバーヒートして一歩も進めなくなるようなものだ。
実際に「統合失調症 その新たなる真実」という書籍には、そのように書いてある。
簡単に言うと、僕らは過集中だということだ。文章を読むと普通の人が受け取る何倍もの情報を得ることが出来る。その脳の性質を知って上手に使うことが出来ると、それは認知機能障害というよりも神から与えられた「才能」に昇華し得る。
実際のところ、高校の頃に本はたくさん読んで知識は得たけど、身になったかと言えば全くそんなことはない。覚えているのは知識だけで、人生の智慧なんて全然といって好いほど残っていない。
毎日少しずつ身に付けながら読む
集中力が優れて、短い文章からも大量の情報を得られるという性質を知れば、自ずと読書の効率的な仕方も決まってくる。
即ち、1日に少しだけ読み進み、ピン!と来た言葉や文章があれば、そこで読み進めるのをストップする。しばらくそのことについて考えて頭をまとめ、一晩寝て脳の回路が再構築されてバージョンアップをするのを待つ。
そうすることで読書が単なる知識を集めるだけでなく、本当に意味で身になるし飛躍的な成長も約束される。
僕らは少しの情報で大幅な成長を遂げられる「才能」を与えられているのだ✨
本が読めなくなったのは、認知機能障害ではなく、飛躍的な成長が約束された「才能」なんだよ😀
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