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主治医「統合失調症にむしろ憧れるところもあるけどね」ジェットコースター人生でも好いじゃない✨

主治医曰く、

統合失調症などの精神疾患を抱えている人は、調子の波がジェットコースターのようだよね。

陽性症状の爽快感は普通の人では一生経験することはないから、むしろ憧れるところもあるけどね(笑)

例えば芸術家にはそういうタイプが多く、集中したら寝食を忘れて、まるで神が乗り移ったかのようなテンションで作品を仕上げたりする。

ZONEを求めてしまう

その感覚は僕もあって、その現実を超越したZONEは1度経験すると辞められないほどだ。

例えば、覚醒剤を使っている人と、統合失調症の陽性症状は医師でも見分けはつかないと聞いたことがある。

自分がそうであったように、ZONEに脳が快感を感じて、その感覚をもう一度経験したいから陽性症状になりたいと、心のどこかで求めているのかもな。

それも統合失調症が再発しやすい病気である心理的な一因となっているのかもしれない。

ある意味、そういう感覚に憧れるけど、医者の立場としては調子の波が穏やかになる生き方を勧めざるをえないよね。

ZONEに入るのは簡単
体操の内村航平選手。引退のときの記者会見で、語っていた。内村航平2011年世界選手権は「ZONE」を感じて、朝は何をやってもうまくいくという感覚で目覚めた。リオデジャネイロ五輪個人総合の鉄棒は、オレグ(ベルニャエフ)選手と会場を支配できた雰...

ジェットコースター人生でも好いじゃない✨

長い間、調子の波を穏やかに高い位置で安定させようとしてきた。

でも、それって自分の個性を認めないということでもるから、ストレスがかなり大きい。

しかも、脳は否定形を処理出来ない。

どういうことかというと、例えば「象を思い浮かべないで下さい」と言われて、象が頭に全く浮かばない人はいる❓

それと同じで、「こうはなりたくない」と思うと、脳は「こうはなりたくない」自分を強くイメージしてしまう。

ダメ親に育てられた子どもが、同じようなダメ親になりがちなのも、「こうはなりたくない」と常にイメージしているからだよね。

ジェットコースター人生の方が楽しい✨

ジェットコースター人生は医師としてはあまりオススメではないのだけど、楽しさも悲しさも普通の人が感じないレベルで感じられる。

だから、最近はそれほど悪いものではないと思うようになってきた。

自分の個性を受け入れる

だから、一般社会や常識とは違っても、自分の個性を受け入れること。

そうすると逆説的で皮肉だけど、長い間調子の波を穏やかに高い位置で安定させることが出来るという(笑)

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