過敏を抑える自己防衛としての逃避行動

統合失調症は前頭前野の活動亢進という説がある。

岡田尊司著「統合失調症 その新たなる真実」には、統合失調症は前頭前野の過剰な活動亢進によってもたらされると紹介されている。

少し前までは、機能低下と活動性低下は同義語だと考えられていた。

ところが、近年、統合失調症の機能低下は、前頭前野の過剰な活動亢進によってもたらされていると考えられるようになっている。

つまり、頭が働きすぎることが、機能低下を引き起こしてしまうのだ。考えすぎて、結局何も考えられないというのが、統合失調症の思考回路が陥った状態なのである。

こうした状態では、過剰な活動を鎮めてほどほどに働くようにすることで、むしろ機能が回復するのである。

また、単一精神病説というのもあって、症状が軽い順に「うつ」<「双極性障害」<「統合失調症」となり、原因は同じというものだ。

普通、人は1日に8万回ほど思考するそうだが、それが10万回、20万回になると、精神疾患に陥るという説もある。

単一精神病説が正しいとするなら、統合失調症は考えすぎだということだ。

無意識の逃避

そのために、頭の働きを抑えるために、無意識に逃避する傾向がある。

僕の場合は、タバコとお酒と睡眠薬💦

タバコ

例えば、統合失調症の患者の喫煙率は優位に高く、強いタバコを好むという研究がある。

過剰に働く脳を鎮静させるための自己防衛ではないかと推論されている。

お酒

また、様々な依存症になりやすいことも知られているが、お酒も過敏に働く脳をボーッとさせる効果がある。

睡眠薬

人に依っては、睡眠薬を飲んで頭の回転を抑える人もいるだろう。

急に頭が働くようになったときは要注意

ストレスの原因が解消されると、頭がスッキリとすることがある。

それでスッキリと活動出来れば良いのだが、そのままでは頭がオーバーヒートしてしまい兼ねない。

そういう時期は、ある程度逃避することも必要かもしれない。

体調の大幅な変化や環境の変化など、大きな変化があったときには、逃避行動もやむを得ないことだと思う。

やがて慣れてきたら、逃避行動も減って、今までよりバージョンアップしたスッキリした頭で思考し、行動できるようになる。